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【9/10閉店】ダイエー赤羽店

ダイエー赤羽店

店舗外観(商店街側)

2012年に旧店舗を建て替えて開業。開業当時ダイエーが志向していたSSM+MD業態での出店だった。

 店舗外観(赤羽公園側)

2015年にはフードスタイルストアの関東一号店としてリニューアルオープン。ボタニカルショップや家族連れ向けのカフェなど、様々な試みが行われた。

フードスタイルストア時代の面影

しかし、リニューアル当初3フロアあった直営売場は徐々に縮小し現在は1階のみ。普通の食品スーパーに落ち着いている。

イオンフードスタイル 

1階売場 

現在ダイエーの直営売場は1階のみで食料品・日用消耗品のみを取扱。建物自体が横長の構造で、売り場も奥行きはあるが幅は狭い。

 ラ・ボンテ

ダイエー系のベーカリーラ・ボンテが営業している。ダイエー自体はベーカリーに力を入れているもの、専門店の形で入居している形態はかなり珍しくなっている。

2階フロア 

2階フロアはフードスタイルフロアと呼ばれ、ボタニカルショップなどが入っていたが、現在は直営売場は撤退。空白の吊り下げ看板などに面影が残るものの、アウトレットなどで床を埋めている状態。

 3階フロア

3階も直営衣料などの売場があったが、現在は家電量販店や百均などの専門店が入居。

 専門店フロア閉店の案内

2階・3階の専門店は6月末での閉店が決定している(2階の床埋めに苦労しているのがよくわかる・・・)。

別館(旧イオンバイク

別館で営業していたイオンバイクは既に閉店していて、売りつくし会場として使われていた。

営業終了の案内

本館の1階で営業を続けているダイエーも、建て替えのため9月10日で一旦閉店し、別館に移転する。

本館は2012年の建て替えから10年弱しか経っていないが、数年前に本館はダイエーの持ち物ではなくなっており、おそらく現所有者の意向を受けての閉店なのではないだろうか。

お客様の声でも閉店理由を尋ねる意見が 

赤羽周辺では、かつて「赤羽戦争」と呼ばれる熾烈な価格競争を繰り広げた西友も再開発のため5/2で閉店。ダイエーも別館に移転はするものの、売場は大幅に縮小されることになる。売上拡大のチャンスの逃すのは惜しい。

途中建て替えを挟みながら、およそ54年に渡り営業を続けてきたダイエー赤羽店。別館での営業を経てどのような形で帰ってくるのか期待です。

撮影日 2023年5月1日

 

【再出店予定】ダイエー向ヶ丘店の思い出。

ダイエー向ヶ丘店

1970年にサンコーとして開業し、翌年にダイエー(ショッパーズプラザ)になります。およそ半世紀にわたり地域に親しまれてきましたが、2020年9月、建て替えのため閉店しました。今回、写真フォルダを漁りまくってダイエー向ヶ丘店について振り替えてみたいと思います。

※一部の写真は僕が中学生の時にiPadで撮った写真です。画質が終わってます

塔屋

屋上駐車場から見た塔屋。この形はダイエーの中では珍しいものではないだろうか?閉店直前の時点では劣化が進み、旧ロゴのマークとDaIeIの文字がくっきり浮かび上がっていました。

階段入り口

昔ながらの遺構が残っているのは塔屋だけではありません。屋上駐車場から売場に降りるための階段。その入り口にはダイエー矢印が。よく見るとロゴマークも上から貼り直されているのがわかります。横に付けられている表示板も歴史を感じます。

 

ここは北側にある入り口。上から新ロゴが貼られていますが、裏から見ると旧ロゴがはっきりと残っていました。私が小学生の頃は、買い物かごも旧ロゴのものが使われていたと記憶しています。

 フロア案内

フロア案内です。なぜここまで画質が悪いのでしょうか...。地下1階・地上3階建ですが、単純な4フロア構造ではありませんでした。

専門店案内 

専門店フロアガイドです。手前と奥のフロアには段差があり、実際にはここに乗っている5フロア+地下1階の6フロア構造になっていました。

エスカレーター

店内にあったエスカレーター。当時は何も感じずに使っていましたが、年季を感じますね。

自転車屋さんtouch

親切な自転車屋さんtouch。ダイエーの自転車売場の名称です。近年は減少傾向(というか、ほとんど残っていない)ですが、神奈川県だと鴨居店に残存しています。ここで自転車のスタンドを買った記憶...。

コメダ珈琲店

ここのコメダ、独立した建物でテラス席もありました。この建物の歴史は古く、コメダになる前はウェンディーズが、もっと以前はドムドムが営業していました。

↑の動画にドムドム時代の看板が写っています。ダイエーも旧ロゴですね(当たり前)。

 

地下1階 店舗入り口

地下の入り口です。地下階は一般食品と日用品が取り扱われていました。大昔はラーメン屋のスガキヤが入っていたらしい(親情報)。

エレベーター

エレベーターは割と新しめ。10年もたってなかったと思うんですが、そのまま解体されてしまったんですかね...?

閉店時の垂れ幕

あくまで向ヶ丘店の閉店は「建て替えのための閉店」。これは垂れ幕でも大きくアピールされていました。撮り忘れてしまいましたが、メッセージカードも名残を惜しむものばかり。親世代やその上の世代まで、地域に愛されてきたスーパーだったんだなあ、と思います。
跡地は野村不動産に売却され、マンションと商業施設が建設中。野村が開発する施設に再出店する予定となっています。

↑後継施設のイメージ画像が野村のホームページに載っています。

ダイエーはイオンフードスタイルという名称を使って新規出店を行っているため、ダイエーとして帰ってくるか、イオンフードスタイルとしての出店になるかはわからないですが、ぜひダイエーとして帰ってきてほしいですね。

また写真が見つかったら、ブログに載せようかな...?

撮影日 ??? 

【ダイエーの元旗艦店】イオンスタイル碑文谷

イオンスタイル碑文谷

店舗外観

言わずと知れた、ダイエーの旗艦店である。2016年にダイエーとしての営業を終了し、イオンスタイルとして再出発した。

店舗入口

イオンリテールストア株式会社

本州の旧ダイエーは、イオンリテールストア(株)が承継。碑文谷は現在もリテールストアが運営している。

フロア案内

売場は7フロア構成で、地下売場は設けられていない。もともとボウリング場にするつもりで建設されたことが影響しているのだろうか?

1フロアは見渡せる程度の広さだが、7つのフロアに衣食住全てのカテゴリが凝縮されている。近年業界で自営縮小とテナント導入が進む中でも、ほとんどの売場が直営で、イオンの本気を感じる。

レジゴー

1階・2階ではレジゴーが導入。

さつま姫牛

食品売場ではダイエー子会社が飼育している「さつま姫牛」が導入。この店がダイエーだった証(?)。

スターバックス

2階にはスターバックスが出店。ダイエー時代のもスタバが営業していた。

5階エスカレーター付近

繁栄の鍵

チラシ

そして、2階と5階にはダイエー時代のメモリアルコーナーが設けられている。開店時に授与される繁栄の鍵や、オープン時のチラシ、当時の写真など、貴重な資料が展示されているが、棚で塞がっているのが少し残念...。

別館

道路を挟んで向かい側には別館では、イオンバイクとビオセボンが営業している。

 

イオンスタイル化時の改装で売場は一新されているので、建物の古さはほとんど感じなかった。「碑文谷」という立地に合わせた洗練された売場だった(小並感)。

その代わり、ダイエー要素はメモリアルコーナー以外ほとんどなく、ダイエー時代に来てみたかったな、というのが正直な感想。


www.youtube.com

ダイエー閉店時のニュース

撮影日 2023年4月10日

 

【新店レポート】イオンフードスタイル西新宿店

イオンフードスタイル西新宿店

西新宿店が入居する住友不動産新宿ファーストタワー

2023年4月15日グランドオープン。「イオン」を冠するが、(株)ダイエーが運営する食品スーパーマーケットである。

店舗出入口上部の看板 ダイエーロゴも併記

4月13日のソフトオープン初日に訪問。ソフトオープンのため、会社関係者のような人が多く感じた。ダイエーとしては初の新宿区への出店で、様々な試みが行われている。

フロア案内 

店内は「オフィスライフゾーン」「フレッシュフードゾーン」に分かれている。レジは同一であるものの、照明や床材が区別されており、出入口も二か所設置されている。

店内照明

レジはセルフレジが全部で20台。チラシのフロア案内を見たとき、多いなとは感じたが、本当に記載通りの数あるとは、、、。

怒涛のセルフレジ20台 奥には有人レジも4台ある

前述の通り”イオンフードスタイル”屋号での出店で、イオンカードの特設カウンターが設置されていたりと、イオンを前面に押し出しているようにも見えるが、ドリップコーヒーコーナーのcafé de Dやベーカリー売場のディーズベーカリー、そしてその手の人には有名なダイエー矢印など、ダイエー要素も垣間見える。

café de D

ディーズベーカリー

ダイエー矢印

中食の取り扱いが豊富で、野菜もカット野菜が多い。韓国グルメやビオセボンの商品も取り揃えていて、立地に合わせた売場作りがなされているように感じた。

オフィスライフゾーン

フレッシュフードゾーン

韓国グルメ 人気のよう

ビオセボン

売場はほぼ食品特化で、ノンフーズは生活必需品のほぼこの一角のみ。

生活必需品売場

今日はディーズベーカリーのメロンパンと"café de D"のアイスコーヒーを購入。

外観はガラス張りのため映り込み注意

都心立地の新しいダイエー、今後に期待です(謎の上から目線)。

撮影日2023年4月13日

【百貨店区画営業終了】立川髙島屋S.C.

立川高島屋S.C.

店舗外観

2018年に立川高島屋が百貨店区画を縮小し、ショッピングセンター化。百貨店区画は下層に集約された。

フロア案内

残された百貨店区画も、2023年1月31日をもって営業を終了し、今秋全館ショッピングセンターとして生まれ変わる。

全館SC化にはさまざまな理由があるが、道路を挟んで対峙する伊勢丹立川店の影響も大きい。

ペデストリアンデッキから

1995年、立川駅北口の再開発で駅前にあった高島屋は移転。逆にライバル店であった伊勢丹は2001年、移転した高島屋と駅の間に移転・増床した。

立川駅北口から見た、伊勢丹高島屋の位置関係

地域一番店の座を伊勢丹に奪われ、他業種との競合など、高島屋を取り巻く状況は悪化していった。

駅ビルには阪急出資のグランデュオが営業

ただ、伊勢丹と比べて売場が劣っているかと言われればそうでもなく、ルイヴィトンなど、高島屋のみに出店するブランドもあった。2月以降は都心まで行かなければならなくなるブランドも多いだろう。

地下の食品売場では今川焼(※諸説あり)屋の御座候に長い行列が。御座候も都心に店舗があるが、利用客にとっては立川にあるとないとでは大きな違い。

御座候 買いたかったが断念

2018年のSC化で上層階はテナント化。なかでもニトリは2フロアを使っている。

しかし、こういったテナントが家賃収入以外で高島屋と相乗効果を発揮できていたのかは正直疑問である。

ユザワヤ SC側のテナントは改装中も営業を継続

百貨店に限らず、総合スーパーなどでも損益改善を目的に自営売場の縮小とテナント導入が進んでいるが、安易なテナント誘致が自営売場の改善に繋がるとは限らない。

ライザップゴルフ 

1階では写真展が開催。立川高島屋立川市の歴史に関する史料が多数展示されていた。

写真展全景

写真展案内

中には、移転前の旧・立川高島屋の写真も。

旧店舗外観

今秋新しく生まれ変わる立川高島屋に期待。

百貨店として約半世紀、お疲れ様でした。

撮影日 2023年1月31日

グルメシティ多摩店

グルメシティ多摩店

店舗外観

後に忠実屋傘下となったシヅオカヤとして永山団地内に開業。その後セイフーを経てグルメシティとなり今に至る。

売場全景

団地内だが下駄ばき物件ではなく、独立型。見た目は完全にローカルスーパーで、大手が運営しているとは思えない。

晦日の訪問ということで、今日は年越し用にそばを購入。

いなり寿司とざるそば

団地内出店のスーパーヤマザキの閉店が相次いでるが、今後も末永く営業してほしい。

グルメシティ ロゴ

撮影日 2022年12月31日

 

たっしゅ!/多趣味な学生 (@kbm_N1) / Twitter

イオンスタイル上麻生

 

イオンスタイル上麻生。

店舗外観

2019年3月、ユーコープ跡地にオープン。

イオンリテールが運営する食品スーパーである。

店舗入口

広さは一般的な食品スーパーと変わらないが、調剤などを取り扱うイオン薬局を併設。出店当時のトレンドであった”ここdeデリ”も導入している。総合スーパー(GMS)を運営しているイオンリテールだからこそ作れるスーパーマーケットなのだろう。

フロアガイド

店舗周辺にはシニア世代の住民も多く、買った商品を自宅に配送する取り組みを実施している。

イオンの即日便

売場は食品に特化しており、なかでも中食が充実している。

デリカテッセン

明日(2月3日)が節分ということもあって、寿司コーナーで恵方巻の宣伝がすごい。

寿司コーナー

今年は2023年ですが...

ここdeデリはインストアベーカリー・イオンドリップも併設。ここdeデリは11時から営業だが、ベーカリーでは11時まで限定でモーニングも実施。

ただここdeデリの営業時間は17時までと、かなり早く閉めてしまっている。ご意見受けたまわりカードでは苦情が入っていたものの、延長は難しい模様。

昨今の情勢を考えれば、存続してるだけでありがたいか。

ここdeデリ 鬼の存在感

インストアベーカリー・イオンドリップ

「今後17時閉店で統一いたします。」

イオン薬局では調剤のほか、OTC医薬品やシャンプーなども販売している。

イオン薬局

 

近隣にはイオンリテール運営のイオンスタイル新百合ヶ丘が営業しており、1kmと離れておらず、歩いても15分程度の立地のため、差別化を図っている印象。そのため非食品はかなり絞っているようで、フロアガイドを見る限り日用品売場はほとんどなく...

日用品売場 

と、思いきや案内よりも広くスペースがとられており、出店当時よりも拡充されたようである(HPでは変更済)。

2階(屋上)は駐車場になっている。

屋上駐車場

決して大きい店ではないものの、面白い店舗だと感じた。アクセスも悪くないので、興味のある方は是非。

撮影日 2023年2月2日

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