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【日本初のウォークスルー路面店】CATCH&GO(CeeU編②)

CATCH&GO

CATCH&GO 店舗外観

CATCH&GOは、利用者がスマートフォンを店舗のゲートにかざして入店し、購入する商品を手に取って退店するだけで決済が完了するデジタル店舗出店サービス。2021年9月にはNTTデータ社内に出店していたが、一般路面のスーパーマーケットに併設されるウォークスルー店舗は日本初となる。

店内写真

店内の品揃えは弁当や菓子、日用品などコンビニエンスストア、とりわけ小型の駅ナカコンビニのそれに近い。

店内の入り口にはゲートが設置されていて、スマートフォンのアプリの二次元コードを読み取ることでゲートが開き、入店することが出来る。商品を選んだらそのままゲートから出るだけで決済が完了する。

トッポを購入

レジを通す必要がなく、短時間で買い物が完了するため、買い物をした感がなく便利だった。ただ、レジ作業がないためもしかしたら万引きしてしまったのでは・・・。と心配になる(ちゃんと決済されていた)。

アプリ内で領収証が発行可能

少子高齢化が進み人手不足が顕在化するなかで、ダイエーNTTデータのCATCH&GOがどう発展していくのか注目です・・・。

CeeU編①↓

撮影日:2023年11月13日

【店舗情報】

住所:神奈川県横浜市西区南幸2-16-1(イオンフードスタイル横浜西口店併設)

アクセス:各線「横浜駅」西口より徒歩5分

HP: イオンフードスタイル横浜西口店 – ダイエー

ニュースリリース

ダイエーが運営するイオンフードスタイル横浜西口店内にウォークスルー店舗「CATCH&GO」をオープン | ニュースリリース | 株式会社ダイエー

【10/27開業】イオンフードスタイル横浜西口店(CeeU編①)

イオンフードスタイル横浜西口店

CeeU 店舗全景

2019年に閉店したダイエー横浜西口店(←サンコー)跡地に開業するCeeU Yokohamaのグランドオープンに先駆けて、10/27先行オープン。屋号はイオンフードスタイルとなっているが、ダイエーが運営するスーパーマーケットであり、れっきとした再出店である。

店舗入り口

売場面積は約453坪で、ダイエーの都市型スーパー標準タイプである豊洲店(299坪)や売場の構成が特殊な西新宿店(276坪)、旧赤羽店別館に移転した赤羽スズラン通り店(200坪以下?)と比べるとゆとりがあり、品揃えも充実している。

フロア案内

壁面は店舗の入り口から農産→畜産→水産→惣菜→ベーカリーとなっている。

イートイン

ベーカリー売場はイートインが隣接していて、ダイエーグループのクレープ店ディッパーダンも出店している。

レジ

レジはキャッシュレス専用のセルフレジが19台(←!?)と現金可のセルフレジが5台、支払いセルフの有人レジが3台設置。

フラワー売場

フラワーも取り扱い。需要があるんだろうか?

ディッパーダンの効果か、若いお客さんも多い印象。一旦閉店したダイエーの店舗が復活してくれるのは嬉しいですね。

②ではCATCH&GOを紹介します。

CeeU編②↓

tashumi-student.hatenablog.com

撮影日:2023年11月13日

【店舗情報】

住所:神奈川県横浜市西区南幸2-16-1

アクセス:各線「横浜駅」西口より徒歩5分

HP: イオンフードスタイル横浜西口店 – ダイエー

【1/31閉店】イオン伊勢原店

イオン伊勢原

店舗外観

1982(昭和57)年の6/24に忠実屋として開業。その後ダイエーを経て、2016年3月にイオンに移管された。

フロア案内

フロア案内はダイエー時代のものが残る。5階のスイムクラブは既に閉鎖されていた。地下は駐車場となっている。

食品売場(鮮魚コーナー)

食品売場はあまりみないサイン類が使われている。いつの時代のものなのだろうか?床のデザインは以前訪問したグルメシティ大根店と色違い。

フードコート跡地(外側から)

1階にはイートインが設置されているが、以前は飲食店が営業していた。その痕跡は外側から見るとよくわかる。

一口茶屋跡地

マクドナルド跡地(?)

イートインは2か所に分かれていて、片方ではファストフード店一口茶屋が、もう片方ではマクドナルドが営業していたらしい(マクドナルドはダイエー時代に閉店)。ここで使われている机と椅子、ドムドムやディッパーダンでよく見かけるものですね。

階段

踊り場

階段。ここにもダイエー時代の面影が残る。踊り場の階の案内は忠実屋時代のものだろうか?ご存じの方いらっしゃったら...。

吹き抜け

1階と2階の間には吹き抜けがある。最近のスーパーではあまり吹き抜けを見かけないですね。

2階衣料品売場

3階寝具売場

店舗再編時にダイエーに残留した店舗は食品特化が進む一方で、イオンに移管された伊勢原店は衣食住フルラインのGMSとして継続。ただ、売場の陳腐化は否めない。

西松屋(2階)

キャン★ドゥ(3階)

直営売場が残っている一方で、西松屋キャン★ドゥなどのテナントも入居している。

フロア案内(屋外)

外にもインフォメーションが。かなりくたびれていて、今にも倒れそう(?)。
全体的にダイエー時代の面影が残っていたが、それはすなわち最近大きな改装がされてこなかったということ。床も持て余し気味で、全体的に陳腐化も否めない。

10月7日、イオン伊勢原店が建て替えのため一時閉店することが発表された。

イオン伊勢原店、建て替えで一時休業へ ニーズに応じた店舗に | カナロコ by 神奈川新聞

(2024/1/7追記)店頭で1/31を以て閉店する旨の掲示があったようです。

建て替えが決まったことは、今の店の様子をみるとプラスに捉えていいのではないか。忠実屋としてオープンしてから40年以上にわたり地域に愛されてきた伊勢原店。訪問はお早めに。閉店しました。

撮影日:2023年10月17日

【店舗情報】

住所:神奈川県伊勢原市白根630-1

アクセス:小田急線「伊勢原駅」下車、徒歩25分

HP:イオン伊勢原店 | お買物情報やお得なチラシなど

 

 

 

【12/31閉店】グルメシティ大根店

グルメシティ大根店

店舗外観

1977(昭和52)年の12/9に忠実屋として開業。その後ダイエーを経て、現在はグルメシティとして営業している。

店頭告知

名前を変えながら約45年にわたり営業してきた大根店も、今年いっぱいでの閉店が決定。

食品売場

1フロアは広く取られていて、食品売場も少しゆとりを感じる。近年改装された形跡はないものの、売場は綺麗に保たれていて、一昔前ダイエーグルメシティ)の雰囲気を残している。

医薬品売場

自転車売場

1階ではほかに医薬品と化粧品、自転車売場があり、自転車売場の名称であるtouchは最近のダイエーの食品特化でほとんど見なくなっている(県内だと鴨居店くらい?)。

衣料品売場

2階は早くも閉店ムードで、多くの商品が割引価格で販売。大根店はグルメシティながら、布団なども販売していて、ノンフーズの取り扱いも豊富。

オールドダイソーも残存

サイン類も以前のものが残る

閉店まで2か月を切ったグルメシティ大根店。訪問はお早めに。

撮影日:2023年10月17日

【店舗情報】

住所:神奈川県秦野市南矢名2-5-20

アクセス:小田急線「東海大学前駅」下車、南矢名口より徒歩5分

HP:https://www.daiei.co.jp/stores/d0560/

【7/28開業】イオンスタイル赤羽

イオンスタイル赤羽

 

2020年に閉店したイオン赤羽北本通り店(←ダイエー←Dマート←ディスパ←忠実屋)跡地に7月28日に再開業した。

1階フロア案内

2フロアの売場構成で、イオンの直営売場のほか、9/10に閉店したダイエー赤羽店に入居していたヤマダデンキや旧店時代に入っていたドムドムハンバーガーが復活。

ヤマダデンキ

ドムドム

ドムドム店内

ドムドムは店内もかなり凝っていて、ドムぞうグッズも販売している。

食品売場

1階は食品売り場となっている。サイン類はダイエーや以前のイオンリテールのものとは異なるものが採用されている。

食品売場は旧店の1.6倍に拡大。9月に閉店したダイエー赤羽店と比べても、広々した印象を感じる。

冷凍食品売場

冷凍食品売場も広く取られ、品ぞろえが充実。

レジゴー

レジ

レジゴーが採用されている。サポートレジのほか、セミセルフが3台、セルフレジが6台、レジゴーを5台設置。

フロア案内

2階はイオンの直営売場のほか、家電量販店のヤマダデンキと百均のキャン★ドゥが入居。

2階イオン直営売場

直営売場では、化粧品や生活用品を取扱。衣料品は肌着など最低限の品揃えに留められている。

ヤマダデンキ

ヤマダデンキはダイエー赤羽店内で営業していた店舗が5月に閉店しているため、事実上移転した格好となる。

キャンドゥ

キャン★ドゥは2020年にイオングループとなっていて、最近ではイオン系列の商業施設への出店や商品の供給が活発化している。

訪問日直前にオープンしたダイエー赤羽スズラン通り店の案内

イオンスタイル赤羽について語るうえで欠かせないのが、9月10日に閉店したダイエー赤羽店の存在である(過去記事参照)。

tashumi-student.hatenablog.com

ダイエー赤羽店は1969年に開業したダイエーの関東進出の先駆けともいえる店舗で、一度建て替えを経て50年以上営業を続けてきた。

しかし二度目の建て替えに伴い閉店が決定。代替店として隣接地で営業していた別館のスペースに移転オープンしたのが赤羽スズラン通りである。しかし、旧赤羽店がテナントを含めるとおよそ2000坪の売り場面積があったのに対し、スズラン通り店の売り場は見た感じおよそ200坪ほど。移転というより、別店舗と考える方が自然かもしれない(ただ、客入り自体は順調のようだ)。

ダイエー赤羽スズラン通り

イオンスタイル赤羽に話を戻すと、イオンスタイルがある場所では、建て替え前イオン赤羽北本通り店が営業していた。今回はそれの建て替え案件なのだが、大幅に売り場を縮小した駅前のダイエーに対し、イオンはダイエー内で営業していたヤマダデンキを受け入れ、ダイエー赤羽店とおなじSSM業態として帰ってきた。

このため、イオンスタイル赤羽は運営会社こそ異なるものの、建て替えのため閉店したダイエーの機能を移管した後継店と考えることもできるのではないだろうか。

清野とおる氏によるオリジナルイラスト

何はともあれ、装いもあらたに再出発を果たしたイオンスタイル赤羽。

旧店以上に地域に愛されるお店になることを願っています。

撮影日:2023年9月25日

【店舗情報】

住所:東京都北区神谷3-12-1

アクセス:東京メトロ南北線 「志茂(しも)駅」1番出口より徒歩5分、JR線「赤羽(あかばね)駅」南口より徒歩15分

HP:イオンスタイル赤羽 | お買物情報やお得なチラシなど

【10/31閉店】西友小手指店

西友小手指

店舗外観(立体駐車場側)

1981年6月、面積3630坪の大型店として開業。西武都市開発(後の西洋都市開発)による総合開発に連動する形で、所沢は出店したダイエーとの差別化を図った「質販店」と位置付けられた。

オープン時広告
(引用元:由井常彦.セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム.リブロポート.1991年)

2023年現在は改装を経て普通のスーパーに落ち着いていたものの、西友の経営史において、「量販店」から「質販店」へという理念に沿った転換点として戦略的重要性を持った。

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直近の改装は2020年に実施され、店内も築年数ほどの古さを感じない。むしろ昔の面影を見つけるのが難しいレベル。

ドライブインシアター

立体駐車場に隣接する白い壁は、かつてドライブインシアターがあった頃の名残。閉店まで撤去されずに残っていた。

非常口案内

建物は長方形の構造で、非常階段を四隅に配置。階段を建物デザインに組み込んでるのは、同年代のセゾングループの商業施設に通ずるものがある(?)。

店内階段は左右対称になっている

セゾングループのリブロも出店

西友の中でも屈指の優良店であり、セゾングループの歴史の中でも重要な役割を果たしていたが、昨今の西友の経営方針の転換もあり再開発が決定。直近の改装から約3年での閉店となる。

引き継ぎ店舗は一駅隣の新所沢店となる

メッセージボード(?)

敷地の規模と築年数を考えると、再開発も止むなしだが、改装から日が浅いだけに、もったいないと感じてしまう。

以前はマクドナルドが営業していた建物

斜め向かいにあるマンションは以前西友小手指EPO西友B館を経て閉店)が立地していた

オープンから約42年間、西友セゾングループの栄枯盛衰を見守ってきた小手指店も訪問日翌日の10月31日18時をもって一旦幕を閉じる。

西友の取っ手は閉店後どうなるのか・・・

西友から生まれたファミリーマートとのツーショット

さようなら。また会う日まで・・・

訪問日:2023年10月30日

前回のブログ投稿からだいぶ日が空いてしまいました…。またぼちぼち投稿再開していけたらなと思っています。

参考文献:由井常彦.セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム.リブロポート.1991年

【5/2閉店】西友赤羽店

西友赤羽店

店舗棟

現在の店舗棟(旧2号店)は1974年に開業。かつて徒歩圏内で営業するダイエー赤羽店と「赤羽戦争」を繰り広げた。

店内①

店内②

閉店を翌日に控え、店内は既に撤退モード。最近の西友らしく、売場は綺麗に手入れされている印象だったが、築年数の新しいダイエーや駅を挟んで反対側で営業するイトーヨーカ堂と比べると、くたびれている感は否めず、古さも隠しきれていなかった。建て替えもやむなしと言った感じ。

階段

エスカレーター

訪問時点で売場として利用されていたのは1階と地下階のみ。2階へつながる階段はロープで塞がれ、エスカレーターも1階と地下階をつなぐ分しかない(が、1階から見ると何か不自然なスペースがあるように感じた)。

店舗棟(別の角度から)

拡大

もう一度外から見てみる。こちら側にも入り口があったと思われるが、訪問時点では閉鎖中。数年前までは西友のロゴがついていたようだが、今は若干違う色で塗りつぶされている。そして、あるものを発見!

大店法プレート①

大店法プレート②

大店法プレートが2つ...?上層階を事務所に転用した際に登録し直したのだろうか。だとすると、現在の営業面積になって30年営業してきたことになる。

事務所棟

事務所棟側入り口

西友赤羽店の特徴は本社機能を有していたこと。この建物は七十七銀行の居抜きらしい。再開発に伴い登記上の本社は吉祥寺店に移転する。

閉店のお知らせ

メッセージボード

1974年の開業以降、半世紀近くに渡って愛されてきた西友赤羽店も、再開発に伴い5月2日を以って閉店した。寄せられたメッセージの数からも、地域から愛されてきたことがわかる。長年ライバルとして切磋琢磨してきたダイエーも9月に移転縮小し建て替えが決定。赤羽の住民はしばらく不便な買い物生活を余儀なくされそう(ヨーカ堂はあるが)。

西友赤羽店、49年間お疲れさまでした。

西友ダイエー

1号店はまた別の機会に...。

撮影日: 2023年5月1日