イオンスタイル赤羽
2020年に閉店したイオン赤羽北本通り店(←ダイエー←Dマート←ディスパ←忠実屋)跡地に7月28日に再開業した。
2フロアの売場構成で、イオンの直営売場のほか、9/10に閉店したダイエー赤羽店に入居していたヤマダデンキや旧店時代に入っていたドムドムハンバーガーが復活。
ドムドムは店内もかなり凝っていて、ドムぞうグッズも販売している。
1階は食品売り場となっている。サイン類はダイエーや以前のイオンリテールのものとは異なるものが採用されている。
食品売場は旧店の1.6倍に拡大。9月に閉店したダイエー赤羽店と比べても、広々した印象を感じる。
冷凍食品売場も広く取られ、品ぞろえが充実。
レジゴーが採用されている。サポートレジのほか、セミセルフが3台、セルフレジが6台、レジゴーを5台設置。
2階はイオンの直営売場のほか、家電量販店のヤマダデンキと百均のキャン★ドゥが入居。
直営売場では、化粧品や生活用品を取扱。衣料品は肌着など最低限の品揃えに留められている。
ヤマダデンキはダイエー赤羽店内で営業していた店舗が5月に閉店しているため、事実上移転した格好となる。
キャン★ドゥは2020年にイオングループとなっていて、最近ではイオン系列の商業施設への出店や商品の供給が活発化している。
イオンスタイル赤羽について語るうえで欠かせないのが、9月10日に閉店したダイエー赤羽店の存在である(過去記事参照)。
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ダイエー赤羽店は1969年に開業したダイエーの関東進出の先駆けともいえる店舗で、一度建て替えを経て50年以上営業を続けてきた。
しかし二度目の建て替えに伴い閉店が決定。代替店として隣接地で営業していた別館のスペースに移転オープンしたのが赤羽スズラン通り店である。しかし、旧赤羽店がテナントを含めるとおよそ2000坪の売り場面積があったのに対し、スズラン通り店の売り場は見た感じおよそ200坪ほど。移転というより、別店舗と考える方が自然かもしれない(ただ、客入り自体は順調のようだ)。
イオンスタイル赤羽に話を戻すと、イオンスタイルがある場所では、建て替え前イオン赤羽北本通り店が営業していた。今回はそれの建て替え案件なのだが、大幅に売り場を縮小した駅前のダイエーに対し、イオンはダイエー内で営業していたヤマダデンキを受け入れ、ダイエー赤羽店とおなじSSM業態として帰ってきた。
このため、イオンスタイル赤羽は運営会社こそ異なるものの、建て替えのため閉店したダイエーの機能を移管した後継店と考えることもできるのではないだろうか。
何はともあれ、装いもあらたに再出発を果たしたイオンスタイル赤羽。
旧店以上に地域に愛されるお店になることを願っています。
撮影日:2023年9月25日
【店舗情報】
住所:東京都北区神谷3-12-1
アクセス:東京メトロ南北線 「志茂(しも)駅」1番出口より徒歩5分、JR線「赤羽(あかばね)駅」南口より徒歩15分
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