イオンスタイル戸塚。
2018年に閉店したイオン戸塚店(←ダイエー)の敷地の一部に2020年に開業。旧店舗は1972年に「戸塚ショッパーズプラザ」として開業。増床を繰り返し、1万5千平米級のGMS(総合スーパー)として営業していた。
2016年にはダイエーからイオンに移管され、店名も「ダイエー戸塚店」から「イオン戸塚店」に変更。ドムドムから業態転換したディーンズバーガーが営業するなど、末期までGMS業態を維持していた。建て替えにあたり、敷地は1/3に縮小。売場も3フロアから2フロア構成に縮小され、コンパクトでSSM(スーパー・スーパーマーケット)業態に近い。サイズ感はライフをイメージしてもらえればわかりやすいかも。
ライフと表現したが1階の食品売場はライフより充実している。GMSで培ったノウハウを存分に生かしており、ここdeデリも導入。カンテボーレも出店している。通路はかなり広く取られていた。ダイエーの系譜を持つ店舗だが、アルティフーズやさつま姫牛の取扱はナシ。
2階は非食品の売場で、HBCや生活必需品が中心。衣料はインナーや子ども服のみで、昨年出店したAS天王町とは対照的。奥にはダイソーが出店しているほか、接骨院や美容室など、サービス系のテナントも入居。同じく元ダイエーのAS東戸塚との棲み分けも意識してるように感じる。
コロナ禍で「ここdeデリ」が実質出店凍結となり、そよらの誕生や非食品の再強化など、約3年間のイオンリテールの変化を感じられる店舗だと感じた。
撮影日 2023年1月2日